
メッセージ
デキシーランド、ビッグバンドから
バップ、モダンジャズへ
ゴーケンズBar(本町4-13-2F)
店主、月刊・焚き火ライブ会長 横山 剛顕
1940年代のビッグバンドジャズは大衆に支持され、ダンスミュージックでもあった。今でもファンは根強いが、その後1940年代後期に登場する黒人由来、少人数のビバップ〜ハードバップはジャズファンを虜にした。ジャズの変遷の中でバップの時代はチャレンジと個性の時代である。その後モダンジャズとして発展を遂げて行くが、複雑さと混迷の時代になり大衆とは乖離して行く。 そこで再び一部のジャズファンはバップへと回帰して行った。 「結局これがジャズだったんだ」と言う思いである。 今回の「村田浩&THE BOP BAND」のスリリングでエキサイティングな演奏はジャズファンならずとも必ず魅了される事と思います。 モダンジャズの神髄とも言えるライブをお楽しみください。
ぜひ体験していただきたい。
本当のプロの演奏を!
Live & Bar GINGATEI(朝日町3-8)
月刊・焚き火ライブスタッフ 東 裕二
俺はブルースが好きなんだよ。ロックとかJ-POPとかフォークとかR&Bとか、いろんなジャンルがあって好きなものもあるし嫌いなのも当然ある。音楽ならなんでもいい、って人もいるけどなんかウソっぽいなぁ。でも、ジャンル問わずにプロフェッショナルな演奏は好き嫌いを超えてその場にいる者の魂を揺さぶる、時がある。 去年縁があって村田浩&THE BOP BANDのライブをうちの店でやらせてもらった。お客さんはそんなに入ってなかったんだけど、その圧倒的な質感を持って押し寄せてくるような音の波。なのに、まるで緻密に編み込まれたようなメンバー間の音のやりとり。長年ライブの緊張感の中で培われたであろう信頼感の上でただようリズムとメロディの絡み合い。これがジャズ!これも、ジャズ。言葉にしてしまうと薄っぺらいね。 ぜひ体験していただきたい。本当のプロの演奏を! いや、俺は本当はブルースが好きなんだけどね。